「ブログを始めたけど、開業届って出した方がいいの?」
「開業届を出すことのデメリットってないの?」
そんなお悩みを解消します。
実は、開業届は稼げていなくても提出できます!
個人事業主になるのはとても簡単なんです。
実際に開業届を出した私が、開業届の提出によるメリットやデメリット、提出までの手順などを解説します。
開業届は出した方がいいの?
開業届は、事業を開始してから原則1ヶ月以内に提出する書類です。
ただ、提出しなくても罰則はないし、確定申告も一定の収入までは必要ありません。
じゃあ、提出するメリットってなに?って思いますよね。
開業届を提出する主なメリットはこちら
- 青色申告をすることができる
- 青色申告なら赤字が3年間繰り越せる
- 保育園の申込みができるようになる
青色申告をすることができる
一定の所得までは確定申告の必要はありませんが、青色申告をすると最大65万円の控除を受けることができます。
ブログを開設するためのレンタルサーバー代などを経費にすることができるんです。
ちなみに、フリーランスなら48万円、給与所得者なら副業での所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。
この際の確定申告は、青色か白色か好きな方を選ぶことが可能です。
さらに、青色申告なら家族へ給与を払っているならすべて経費にすることもできます。
青色申告なら赤字が3年間繰り越せる
赤字が3年間繰り越せるので、黒字になった年と相殺して節税することができます。
確定申告が必要ないからといって青色申告しないと、稼げるようになってから損をすることに。
稼げるようになる前から青色申告をするのがおすすめです。
保育園の申込みができるようになる
「開業届」は保育園の申込みで必要な「働いている証明」として使えることが多いです。
また、幼稚園の預かり保育費の助成申請に使えることも。
私はこのために開業届を出しました。
子供を預けたいと思っているママさんは、一度お住まいの自治体に確認してみてください。
開業届を出すデメリット
開業届を出すことによるデメリットも存在します。
- 失業保険がもらえなくなる場合がある
- 扶養から外れる可能性がある
失業保険がもらえなくなる場合がある
会社を退社後すぐに開業届を提出すると、失業保険の給付対象外になってしまいます。
失業保険をもらいたいと考えている方は、確認してから提出するようにしましょう。
扶養から外れる可能性がある
個人事業主になることで、会社の健康保険組合によって扶養から外れることがあります。
開業届を提出する前に、加入している健康保険組合の扶養要件を確認しておきましょうね。
私の場合は、所得が一定額を越えなければ扶養のままでOKでした。
開業届を提出するまでの手順
- 開業届を用意して記入する
- お好きな方法で提出する
開業届を用意して記入する
まずは開業届を入手する方法は2種類。
- 国税庁のホームページからダウンロードする
- 税務署でもらう
ダウンロードは入力してから印刷することもできます。
プリンターがなくても、ネットプリントならコンビニで印刷できますよ。
入力に失敗した私は、結局税務署で用紙をもらうことに…
freee開業やマネーフォワードクラウドで開業届を作成する方法もあります。
freee開業なら、スマホで提出までできると評判です。
無料で利用できるので、自分で開業届を出すことが不安な人はぜひ利用してみてください。
お好きな方法で提出する
提出の際は身分証が必要です。
マイナンバーカードを持って税務署の窓口で提出しました。
印鑑も持っていきましたが、必要ないとのことでした。
記入ミスがあっても、二重線で訂正すればOKです。
窓口でチェック・受付印をもらって5分もかからずに完了。
簡単に提出できるとは聞いていましたが、びっくりするくらい簡単でした。
まとめ:ブログを開設したら開業届の提出を検討しよう!
まだ稼げていなくても、個人事業主には誰でも簡単になることができます。
青色申告を利用したい、保育園の申込みをしたい人はぜひ開業届を提出をしましょう。