株式投資したいけど、なにから始めればいいかわからない!
そんな方へむけて
よくわからないから怖い!
今回は株の仕組みや始め方についてかんたんに解説していきます。
株式とは?
株式会社が資金を出してくれた人に発行する証券のこと。
株式を発行して得た資金に、返済義務はありません。
株主は株式の保有割合に応じて、経営に参加することができます。
利益が出たときには保有数に応じて配当金がもらえたり、
株価が上がってから株式を売却すれば利益を得ることが可能です。
株式投資で得られる利益は?
株式投資で得られる利益は主に3つです。
- 値上がり益(譲渡益)
- 配当金
- 株主優待
では、一つずつ説明していきます。
値上がり益(譲渡益)
株を買値よりも高くなったところで売ったときの利益のこと。
100円の株を100株購入し、200円になったときに売れば
1万円の利益を得ることができます。
【購入】 100円×100株=10,000円(A)
【売却】 200円×100株=20,000円(B)
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【利益】 B-A=10,000円
配当金
投資先の企業で利益がでたときに、株主に分配されるお金のこと。
株式保有数に応じて支払われます。
状況によって増減したり、無くなったりすることも。
主に1年に1回~2回支払われます。
株主優待
企業が株主に対して、金券や自社製品などをプレゼントしてくれるサービスです。
企業によって実施の有無、サービス内容など大きく異なります。
また、1000株以上・1年以上保有の株主のみ優待がもらえるなど
最低保有数や保有期間などに制限を設けている企業も。
好きな商品の会社に投資して、その企業の商品をもらったり
よく行くお店のサービス券をもらってお得に買い物したりするのもいいですね。
株式投資をする前に知っておくべきことは?
つぎに、株式投資を始めるまえに知っておくべきことを説明していきます。
どういったリスクがあるのか
株式投資は利益を得ることができる一方で、
損失が出ることもあります。
しかし、ギャンブルではありませんので
きちんと知識を増やすことで、
損失リスクを減らすことが可能でしょう。
株式投資のリスクは主に2つです。
- 保有株の値下がりによる損失
- 投資している企業の倒産
株式投資では、株価の値下がりによる損失だけでなく
投資している企業が倒産したときにも損失がでる可能性があります。
倒産してしまうと、最悪の場合株式の価値がゼロになりますので
経営が傾いていそうな企業への投資は避けるようにしましょう。
利益がでたときにかかる税金
株式投資で利益が出たときには税金がかかります。
基本的には、配当金と値上がり益(売買益)には
所得税15%・住民税5%の合わせて20%の税金がかかります。
(2037年12月までは復興特別所得税が加算されて20.315%)
証券口座を作るときに「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば
確定申告が不要です。
ただし、年間の収益がマイナスのときには
確定申告することをおすすめします。
【年間収支がマイナスのときに確定申告するメリット】
- 損失を来年・再来年に繰り越しできる
- 配当金や他の口座での利益と相殺できる
売買の仕方
覚えておきたい基本的な注文方法を3つ説明します。
【成行注文】
株価の値段を指定せずに、今すぐに売買したいときに使う注文方法
【指値注文】
○○○円以下になったら買う、○○○円以上になったら売るなど
株価の値段を指定して売買したいときに使う注文方法
【逆指値注文】
○○○円以上になったら買う、○○○円以下になったら売るなど
指値とは逆の売買をしたいときに使う注文方法
株式投資の始め方は?
それでは、株式投資の始め方について説明していきます。
大まかな流れは以下のとおりです。
- 証券会社で口座を開設
- 投資資金の準備
- 株式を購入
- 株式を売却
証券会社で口座を開設
まずは証券会社で口座を開設します。
初心者の方は確定申告が不要な
特定口座(源泉徴収あり)がおすすめです。
証券会社によって手数料や取引ツールの使いやすさなどが異なるため
自分に合った証券会社を選びましょう。
投資資金の準備
証券口座が開設できたら資金を入金しましょう。
まずは10万円ほどで少額投資していくのがおすすめです。
もしものことを考えて、余裕資金で投資をしましょうね。
株式を購入
投資したい銘柄を決めて、いよいよ注文です。
お手持ちのパソコンやスマホで簡単に注文することができます。
証券会社のアプリがあれば利用すると良いでしょう。
リアルタイムでの株価チェックなどができますよ。
株式を売却
保有している株式を手放したくなったら売却です。
投資に慣れていない方は、
とっさの判断が必要とされる短期売買よりも
長期投資などの時間軸の長い投資をおすすめします。
また、10%値上がりまたは、値下がりしたら売却するなど
事前に売却のタイミングを決めておくと焦らずに取引できるでしょう。
特に損切りはとても大切です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は株式投資の仕組みや始め方をかんたんに解説しました。
投資資金や保有期間、投資の目的など
投資スタイルは人によってさまざまです。
ぜひ自分に合った方法を見つけて
投資ライフを楽しんでくださいね。